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Q

マスターイメージ作成時の注意事項、Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項 

WinProtectorを含め、マスターイメージを作成される際の注意事項を記載いたします。

WinProtectorの設定情報を反映する手段として以下の2種があります。


  1. WinProtectorインストール後、PC個々に設定ファイル(.ini)を反映(インポート)する。


  2. マスターイメージに設定ファイルごと読み込ませる。

    1. マスター用PCへWinProtectorをインストール「設定」から各種設定を行い、再起動(保護ONで起動)

    2. WinProtector保護解除(保護OFF)再起動

      Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項」(本ページ末尾)を実施(レジストリー除外)

    3. マスターイメージを展開​


Plus版(Ver.10)、NWCクラウド版(Ver.9)のクライアントPCのマスターイメージを作成する場合は、レジストリキーから一意性情報(UUID)を削除する必要があります。


【レジストリキーから一意性情報(UUID)を削除する】


1.「サービス」を開きます。

(Windows 11/10:スタートボタンをクリックして検索窓に「サービス」または「service」と入力、検索結果からサービス一覧ウィンドウを開く。または、スタートボタンを右クリックして[コンピューターの管理]を起動し[サービスとアプリケーション]の[サービス]を開く。)


2.クライアントサービスの停止

Plus版(Ver.10)の場合

NWCクラウド版(Ver.9)の場合


3.UUIDの削除


  1. レジストリエディタ(regedit.exe)を起動します。

  2. 以下のレジストリまで移動します。  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ARKInformation Systems Inc.\NCS

  3. 名前欄の「ClientPCUUID」を右クリックして削除を選択します。


UUIDが存在しない場合、インターネットへ接続してから再起動してください。新規インストール時にオフラインの場合、UUIDが生成されません。

サービスが起動すると自動的に「ClientPCUUID」が作成されますので、改めて1.~3.実行後、マスターイメージを作成してください。​


 

【Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項】


HD革命/WinProtector をインストールするとSysprep(シスプレップ)の複製用マスターイメージ作成ができなくなる現象が確認されています。

初期設定サポートツール」を使用して、HD革命/WinProtector のレジストリの除外機能を停止させてからSysprep(シスプレップ)のマスターイメージを作成することで回避できます。


  1. HD 革命/WinProtector のインストールフォルダー(C:\ProgramFiles\ARK Information Systems Inc\WinProtector)の中にある「WPSupportTool.exe」を実行して「初期設定サポートツール」を起動します。

  2. 「レジストリ除外機能を無効にする」をオンにして、「適用する」をクリックします。

以上でレジストリ除外機能が無効になりますので、この状態でSysprep のマスターイメージ作成を実行します。

Sysprep のマスターイメージ作成実行後のコンピューターの初回起動時の初期化処理が終了したら、HD革命/WinProtector を使用する前に、今度は「レジストリ除外機能を無効にする」をオフにします。(「レジストリ除外機能」を使用しない場合は、オンのままでも構いません。)

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